2013年4月19日金曜日

4月生活勉強ー餡作り講習会


鎌倉友の家で餡作り講習会を行いました。
今回はこしあんをつくりました。
さらしたり、練ったり、色々難しそう…と、なかなか初心者にはハードルが高いこしあん。
そんなこしあんを、日々の暮らしの中でつくり続けて数十年!の先輩会員の方々が直接伝授してくださいました。
さらしあんをつくるときの必殺技、さらしの袋や、ひとりで作るときに便利な上手な水道の使い方、餡の練り方や硬さを見極めるポイント、あずきの香りを活かした上手な保存方法など『つくり続けてきた人たち』から出る裏ワザは秀逸。
美味しくできた餡は、みんなで白玉団子と一緒に美味しくいただきました^_^
市販の餡、一晩寝かせた餡と食べ比べてみると、それぞれ違った味わいがあり、勉強になりました。
最後の感想として『何度作ってもなかなか納得のできる餡ができることはない』とおっしゃっているベテラン会員のみなさんの言葉に、餡作りの奥深さを感じました(と言ってもとても美味しく味わいぶかい餡でした)。
そういったあくなき探究心が、あのおいしい餡に繋がっているのでしょうね。

ちなみに、持ち帰り用のプラ容器に自宅で作った餡を入れて六月の生活勉強会(テーマは『餡を使って』です)持ってくるという宿題も出されました。食べ比べも楽しみです。



さらしで作った袋で漉して、生餡をつくります。
袋の耳の部分をボウルの端にひっかけておくと、袋がずれないので、餡がもれていきません。
ちなみに袋は、縫い目を外にしておくと生餡がひっつきにくいとか。

先輩方も「むずかしいのよねえ」とおっしゃっていた餡を火からおろすタイミング。
「木べらですっと線を引いて、鍋底が見えたあと、またじわーっと餡が寄って線が消えるくらい」がベストだという声が多数でした。「線が消えなくなるまで練ると、冷めたら固かったりする」とのこと。
ちなみに、冷やしていただく餡は柔らかめに練ると、冷めてもちょうどいいそうです。

助手のいない自宅でのさらしあんの秘密兵器は「水道」。ボウルにさらしの袋を外れないようにしっかりかけて、ジャーッと流水をそそげば、きれいに生餡が漉せます。ボウルも洗えて一石二鳥♪

これが秘密兵器のさらしの漉し袋。ポイントは、片っ方の端を15センチほど長くして耳をつくること。袋ごとボウルにかぶせてさらしあんを流し込む際、ボウルからはみでた耳の部分を押さえておけば袋が移動せず、さらしあんをこぼしてしまうこともありません。


2 件のコメント:

  1. あんこ、おいしくてぺろりとたべてしまいました。

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  2. さらしあん、初めて作りました

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